【考 察】 2013年の登山に向けて
2013年、今年一年の登山に向けた課題として先日から取り組みだした体力づくりのランニング。
継続していれば体力はつくのだろうが、ただ闇雲に走っても面白味に欠けるし、継続は難しいだろう。
ただの体力づくりと侮るなかれ、ここはひとつトレーニングの方向性をしっかり考察することにしよう。
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そもそも、登山者として自分に欠けているのは何だろう?


今回の僕の考察はまずそこから入る事となった。
今年一年、山と真摯に向き合うという抱負を掲げた手前、まずしなければならないのは今現在の自分の登山者としての力量を正確に測ることだ。


現状、僕に最も足りていないのは間違いなく心肺能力だろう。次いで脚力といったところか。


これは先日の杣添尾根で露呈している。
とかく心肺能力を鍛えるトレーニングはここ数年間まったくと言っていいほど何もしておらず、山歩きのおかげで辛うじて一定のレベルを維持しているに過ぎない。
今まで気にしないようにはしてきたが、やはり厳冬期のラッセルなど、体力を必要とする山においてはいよいよごまかしが利かなくなってきた。
脚力に関しても、どちらかと言えば短距離向きの筋肉の為、瞬発力はあるが継続力はあまりない。
一時期膝に爆弾を抱えたり、度々股関節痛を発症していることからも分かるように、足に関してはやや筋力不足、主にインナーマッスルが不足しているように思う。
さらに、元々全身の筋肉が固く、柔軟性に欠けるのも僕の欠点と言える。
いずれにせよ、筋力アップと同時に、全身の柔軟性も向上しないことには常に怪我と隣り合わせのリスクからは脱却できない。

反面、上半身を主体とした腕力は比較的まともなのではないかと考える。
腕力と一口に言っても千差万別だが、この場合歩荷力に大きく反映される力だと考えてもらえばわかりやすいと思う。
以前は土木の肉体労働をしていたし、山を始めた当初から背負う荷物の重量には全く無頓着だったことも手伝って、どちらかというと上半身の筋力に関しては脚力よりは随分鍛えられている。
こちらに関しては、現状維持で問題ない。


仕事の関係上、長期の休みを取ることが難しいであろう今年。
僕の山のスタイルとしてどうしても求められるのはスピードによる工程時間短縮と工程距離の延長だ。
それには当然脚力が必要になるし、心肺能力=スタミナは最も必要な能力となってくる。
もちろん一定の荷物を運べる歩荷力も必要ではあるが、最悪の場合道具の軽量化でやりくりできる点から判断しても、脚力や心肺能力ほど重要とは言えない。
つまり今年僕にとって必要なのは、脚力と心肺能力であり、それを総合した速力ということになる。

しかし皮肉なことに、最も必要な能力が最も低いというのが今の現状なのである。
つまり、今僕にとって一番の命題は





心肺能力と脚力の強化が急務ということだ





要するに、心肺能力と脚力を重点的に鍛えるトレーニングメニューを組めばいいということになる。

具体的にはやはりランニングをトレーニングのベースとするのが望ましいという結論に達する。
そりゃそうだ、脚力と心肺能力を同時に鍛えるにあたって、これほど適したトレーニング方法が他にあるだろうか?
個人的に、ランニングはスポーツの中で最も嫌いな部類に入る種目だが、背に腹は代えられない。
他に効率の良いトレーニングの代替案がない以上、ランニングを欠かさずやるのが最も合理的であろう。


さらには週1~2日程度のスイムもトレーニングに取り入れる事にした。
幸いにして職場のすぐ裏にプールがあるという好条件に、もともと小学校の頃からスイミングに通っていた事もあり、あまり得意ではないランニングに比べれば比較的スムーズにトレーニングに取り入れることができるだろう。
それに、僕が最も得意とする平泳ぎは、ちょうどインナーマッスルも鍛えられそうだし。
ランニングと違い、膝や股関節に負担をかけずに心肺能力を強化できるのは最大の利点でもある。
できればトレーニングは全部スイムにしたいところだが、常時プールを利用するには金銭的負担が大きすぎる。

当面はランニングとスイムを並行して行い、基礎体力の向上を目指すことになるだろう。



しかしなぜ今になって突然トレーニングをやろうと思ったのか?
その答えは僕自身の内面にある。

そもそも僕はトレーニングというのが大の苦手、というよりも大嫌いだった。
何故皆好き好んで苦しい思いをしたがるのか、正直理解に苦しんだものだ。
中学の頃はサッカー部に所属していたが、走り込みもインターバルトレーニングも嫌で嫌で、練習をサボって逃げて回っていた。
そんな僕が、この歳になって好き好んでトレーニングをすることになるとは思わなかった。
しかも最も嫌いなランニングをだ。
昔の自分からは到底考えられない、当時の僕に言わせれば恐らく狂気の沙汰と言われることだろう。

トレーニングは向上心の表れだ。
最終的な目標は人それぞれ異なるが、それを達成するために、より自分を強く、さらなる高みを目指すために行う行為である。
しかし残念ながら、僕は過去から今に至るまで、そのような感情を持ったことはほとんどない。
何かを達成するために、努力する。そんな当たり前のことに、今まで真剣に取り組んだことがなかったのである。
トレーニングにしてもそう、過去に何度もランニングや筋トレをしようと試みたことはあっても、そのすべてが3日と続いたことがない。その程度の人間なのだ。


だが今回は違う。
表面上、登山の為のトレーニングと銘打ってはいるが、その根底にあるのは



怠惰な自分との決別だ



嫌なことから逃げて回り、結果として何一つ成すことができない。そんな自分にいい加減嫌気が刺したのだ。

向上心、チャレンジ精神

僕が今まで目を背けてきたそれらと、今年は真正面から向き合うと決めたのだ。トレーニングはあくまでもその一環に過ぎない。
何にでも積極的にチャレンジし、自分にないものは貪欲に吸収する。
その姿勢は山に限らず、仕事においても私生活においても必ずプラスに作用するはずである。

そんなこんなで当面はトレーニングを積極的に行っていくつもりだ。
これが三日坊主で終わるようなら、今年の僕もまた何も成すことなくただ無為に一年を過ごすことになるだろう。
できればそうならないように、前向きに取り組んでいきたいと思う次第である。


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by misawa_re7 | 2013-01-26 22:22 | 考 察


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