【山行記録】 ブログ友と行く 南アルプス前衛峰 駒津峰編 〔2011.07.03〕
初日は当初の予想に反し、小仙丈ヶ岳から十分満足に足る景色を得る事ができた。
昨日が仙丈ならば、2日目の今日は甲斐駒ヶ岳。
果たして駒津峰は、甲斐駒ヶ岳は我々に微笑んでくれたのだろうか??
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2011年7月3日(日) 天候:曇りのち晴れ
仙水峠往路(北沢駒仙小屋~仙水小屋~仙水峠~駒津峰)
双児山復路(駒津峰~双児山~長衛荘~北沢駒仙小屋)

・ 高低差、距離、コース概要は上記の通り。
・ 地図上の通し番号は、これからブログに添付する画像の撮影したポイント。



同日ご一緒した さまんたさんのブログ 酔いどれ係長さんのブログ


初日、小仙丈ヶ岳編はこちら



この日の夜はとても深い眠りに就いていた。
夜中、雨がテントを叩く音が聞こえていた以外はほとんど眼を覚ますことなく朝を迎えることができた。
最近は比較的眠りが浅い事が多いので、アルコールが入っていた割には質のよい睡眠だったと思う。
ひとつ残念な事があるとすれば、夜中は星が非常に綺麗だったとの事。
写真に収める事ができなかったのがあえて言えば心残りと言えば心残りだった。

それはさておき…

この日の起床時間はAM4:00。
前日の計画で、テント場を5時頃には発つ予定だった。
2日目は便宜上アタック日。心置きなく甲斐駒ヶ岳のピークが狙えるが…
しかし朝起きて見上げた空にはガスがたちこもり、軽い小雨もパラつくなんとも不安定な天気だった。



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ルートは仙水峠経由のルート。(撮影地点1にて撮影)
こちらのルートはほとんど展望が利かず、個人的にはあまり面白みの無いルートだと思うが、仙水峠までの沢沿いのルートは趣がある。

途中小雨がぱらつく場面もあり、本降りにならなければいいがと危惧したが、幸いにもそれ以上荒れることはなかった。


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仙水峠に着くも、甲斐駒にはガスが立ち込めていた。(撮影地点2にて撮影)
摩利支天も全く見えない。


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時折ガスが薄くはなるが、見えそうで見えない甲斐駒ヶ岳山頂。
個人的に言わせてもらうならば、正直甲斐駒からの展望はどうでもよかった。
駒津峰から甲斐駒の絶景が得られれば、あとはガスろうが雨が降ろうがお好きにどうぞというのが僕の偽らざる気持ちだった。



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そんな僕の気持ちを察してか、甲斐駒を覆っていたガスが一気に晴れた!(撮影地点3にて撮影)
おぉぉ!最高だ!!

だが贅沢を言わせてもらえるならば、後30分、僕らが駒津峰に到達するまで晴れていてくれ。
僕は心からそう願っていた。
昨日の 『仙丈の奇跡』 に続く 『甲斐駒の奇跡』 が起きる事を信じて、僕らは駒津峰へと足を進めた。



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空は透き通った青空に変貌を遂げていた。人の形をした雲が面白い。

むせ返るような緑、透き通るような空の蒼、そして白い雲。
これだ、これぞまさしく夏山!
僕の大好きな夏山シーズンの到来を肌で感じながら、この天候が少しでも長く持ってくれることを祈った。




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だが現実は無慈悲だ。
素晴らしい好天はほんの僅かしか続かず、やがて訪れたのは真っ白なガスの世界。
はかない夢だった…



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とりあえず記念撮影。(撮影地点4にて撮影)
そしてお決まりのガス待ちを敢行する事にした。
この時点で甲斐駒へ登る気はゼロ。
こんな天気の中登っても楽しくないし、別にピークハンターではないので(僕らは過去に既に登頂してるし)



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時折、摩利支天のガスは綺麗に晴れる、しかし甲斐駒のガスがこれまたしつこい。
晴れるかと思いきや、また次のガスが覆い隠してしまう。


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『ぐぬぬぬ』

精一杯抵抗するも、このあたりが限界。
ここで30分ほど待っただろうか?さすがに体が冷えてきてかなわんのでここらで撤収する事に決定。
昨日に引き続き2度の奇跡を起こす事は叶わなかった。



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後は下山するのみ。(撮影地点5にて撮影)
帰りは僕の大好きな双児山経由の稜線歩きで下山する事にした。
こちらは開放感たっぷりでものすごく気持ちのいいルートだ。
そもそも仙水峠ルートはかつて僕が膝を痛めた元凶とも言えるルートなので、完全に私怨ではあるが嫌いなルートである。

ガスが無ければ眼前に仙丈ヶ岳、左手にはピラミダルな北岳が見える。
ここから見る北岳は美しい三角形をしているので非常にお勧め。詳しくは過去ブログ参照。







その後無事下山し、あとはのんびり片づけをしつつ最終バスに乗って帰るだけの状態になった。
昨日の宴会の残りをふんだんに消費した豪華なお昼ご飯を食べつつ、のんびりとテントを撤収する。


だがこの時、僕はあってはならない光景を目にする事になる。








足を冷やすために隣に流れている沢に素足をつけて水遊びをしていると、川の底に何か白いものが泳いでいるではないか。
何だろうと凝視してみると、それは驚くべきものだった。






うどんの食いカスである






それだけではない。
よくよく沢を見渡してみると、そこかしこに食いカスが流れているではないか。


そうめん玉ねぎジャガイモ、そしてなんとウインナーまで。










おいおいおいおいおい








馬鹿じゃねぇのか!?





誰かは知らんが何考えてんだ、正気か?
百歩譲って、穴掘って埋めたってんならまだしも、食いきれないからって川に流すとか、やることがあまりに幼稚すぎて開いた口が塞がらんぞ…
昨日、僕らが酒を冷やすために沢に堤防を作っていた時にはこんなゴミは一切無かった事から考えると、必然的に昨日のテント泊者か、昨日の昼間に催されていた長衛祭の参加者の仕業…ということになる。
が、しかし今更犯人探しをしたところで誰も得をしないし、何の意味も無い。
ただあまりにも酷い有様だったので、とりあえず目に付く限りはゴミを拾い集める事にした。

はっきり言うが、この沢の底からゴミを拾い集める作業、相当にキツイ。
何故ならば沢があまりにも冷たすぎて5秒と手を突っ込んでいられないからだ。
右手で拾う、手を温める、左手で拾う、手を温める、これの繰り返し。
正直なんで関係ない僕がこんな事をしなきゃならんのだと思いつつも、僕の大好きなテント場が汚されたというのはあまりに我慢ならなかったので半ば意地でゴミを拾い集めた。
途中から嫁も参戦し、30分ほどかけてゴミをかき集め、ある程度見える範囲は綺麗になった。





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これが拾い集めたゴミ。
大変の見苦しくて申し訳ないが、残念ながらこれが現実であり、我々山屋が眼をそむけてはならない真実である。
ゴミ拾い登山や、普段の山行の時でも落ちているゴミを拾って歩いて山を綺麗にしてくれている方がいる一方で、こういうことを平気でやり、積極的に山を汚して帰っていく輩もいる。
かつて厳冬期の南御室小屋のテント場でもゴミが好き放題捨てられていたものだが、これはマナー以前の問題ではなかろうか?

僕だって偉そうに他人の行為を指摘できるほど完璧な登山者ではないが、しかし最低限のモラルくらいはわきまえているつもりだ。
少なくとも、こういう行為を平気な顔してやるような人間にはなりたくないと心から思う。(ゴミは持って帰りました)





そんなわけで、最後の最後にケチがついてしまった今回の山行。
たった2日間という短い間ではあったが、山に宴会に、とても濃い内容の山行だったと思う。

本来の趣旨、北岳テント泊とは少々かけ離れてしまったものの、その分豪華な宴会ができたのだからこれはこれで良かったと思います。
今回は全員勢揃いというわけにはいかなかったけど、また是非機会があればこのような形で集まれたらいいですね、
しかしながら、予期せぬミスリードをした挙句、酔って一番最初に寝てしまってスミマセンでした。

そんなわけで、決して天候に恵まれたとは言いがたかった2日間。
しかし宴会に、交流に、とても楽しい2日間でした。
またやりましょう!(-´▽`-)


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by misawa_re7 | 2011-07-15 00:00 | 山行記録 2011


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