【山行記録】 北アルプス縦走4泊5日 雲ノ平、黒部源流、そして鷲羽へ! 3日目
苦行とも思える雨中歩行を余儀なくされた激動の2日目を終え、夏山縦走も3日目を迎えようとしていた。
2日目の晩に激しい暴風雨にさらされながら、天候が回復しない場合、僕は3日目のルート変更することを考えていた。
本縦走の命運を賭けた運命の3日目…果たして僕の決断は??
f0222003_2001786.jpg




f0222003_2114454.jpg
f0222003_14205141.jpg
今回の縦走の概要は、以前のブログで触れたとおり、雲ノ平、黒部源流周回ルートである。

1日目【赤線】 折立から入山し、太郎平小屋を経て薬師峠キャンプ場で一泊。
2日目【青線】 薬師沢へ下り、雲ノ平キャンプ場にて一泊。
3日目【緑線】 祖父岳、岩苔乗越を経て水晶岳往復。その後ワリモ岳、鷲羽岳を経て三俣山荘にてテント泊。
4日目【橙線】 双六小屋、双六岳を周回して、三俣蓮華を踏み、黒部五郎小舎にてテント泊。
5日目【紫線】 黒部五郎岳、北ノ俣岳を経て太郎平小屋へ、その後折立へ下山。


総行程距離 約55km

累積標高差 +4400m -4400m 合計 約8800m


f0222003_2126232.jpg
f0222003_21272412.jpg
2010年8月15日(日) 天候:雨
雲ノ平~三俣山荘 (雲ノ平キャンプ場~祖父岳~岩苔乗越~黒部源流~三俣山荘)

・ 高低差、距離、コース概要は上記の通り。
・ 地図上の通し番号は、これからブログに添付する画像の撮影したポイント。

北アルプス縦走4泊5日 1日目はこちら

北アルプス縦走4泊5日 2日目はこちら








【AM3:30】
起床。
本縦走の鍵を握ると言っても過言ではないくらい、僕らにとっては重要な1日の始まりである。
それが故に、この日にかける僕の期待と意気込みは並大抵のものではなかったし、最も好天であって欲しいと願った1日であった。

だが、起きたと同時に聞こえたのは、荒れ狂う風の音とテントを叩く雨の音だった。


「あぁ…こりゃダメだな」


開口一番、それが僕の率直な感想だった。この時点でこの天候では…正直、回復はかなり厳しいだろう。
贅沢を言えば朝から晴れてくれるに越した事はなかった。
元はといえば今回のルート変更プランはいわば苦肉の策。天候が回復してくれることが最良なのは言わずもがなである。
だが、天候の回復が見込めない以上、不本意ではあるが昨晩練っていたルート変更プランの実行を早々と決断したのだった。

そうと決まれば何もこんなに早い時間に起きる必要はないし、悪天候の中無理に出発する必要もない。
ルート変更が確定した時点で、3日目の行程は大幅に短縮され、行程的にも時間的にも十分すぎるほど余裕がある。
再びゆっくり2度寝して体を休めつつ、天候の安定を待ってのんびり出発することにしよう。




【AM4:30】
一度仕切りなおして再度起床。
この頃になると、風こそやや強いものの、雨の方はだいぶ落ち着いてきており、時折パラパラと小雨が降ることはあっても、まとまった雨が降ることはほとんどなくなっていた。
昨晩の嵐が朝まで続くようでは止むまで停滞もやむなしと思っていたが、この程度の天候ならば問題ない。
多少の降雨も覚悟しつつ、出発の準備を整える事に。

f0222003_22515436.jpg
ガスは相変わらず濃い。(撮影地点1にて撮影)
行動に支障をきたすほどではないが、展望はもちろんのこと、回復もあまり期待できそうにない。
昨晩の天候からしてこうなることはわかっていたが、しかし2日に渡ってガスに包まれた景色を目の当たりにするとさすがに参る。


f0222003_22593121.jpg
とはいえ、いくら落胆していたところで天候も回復するはずもなく、ただ悪戯に時間だけが過ぎていくばかりだ。
天候が悪かろうが、何も見えなかろうが、入ってしまった以上進むしかない、それが縦走の宿命である。

多少小雨に降られながらもテントを撤収。
昨晩の治水工事の甲斐あってか、僕が掘った溝に水が流れた形跡はあるものの、テントのほうには流れてくる事はなかった。
あのまま気付かずに寝ていたら確実にウォーターベッドを体験する羽目になっただろう。
もうひとつ懸念していた、ピーク時には3倍もの流域面積に膨れ上がっていた沢も、朝方には元の静けさを取り戻していた。
1泊目も2泊目も天候自体は最悪だったが、寸でのところで辛うじて居住空間への被害は間逃れる事ができた。

そんなわけで、あまりいい思い出を残す事ができなかったテント場を後にしつつ、水場で水を補給しながら出発することに。


f0222003_232541.jpg
ここの水場はテント場の外れにある。
水量も豊富だし、そのまま飲んでも問題ない。(自己責任でお願いします)
ハイドレーションに水を補給しつつ、霧雨の中最後のパッキングを済ませる。




【AM6:50】
雲ノ平テント場を出発。

昨日びしょ濡れになった靴は当然の事ながら乾く気配もなく、気持ち悪い履き心地は健在であった。
靴下の方は、予備の靴下を余分に持ってきてはいたが、残りの日数3日に対して予備の靴下は2足。
4日目、5日目の行程は時間も距離も長く厳しいため、少しでも状態の良い靴下を残しておきたかったので、3日目の今日は昨日濡れた靴下を絞った上でテント内で乾かして再度使用することにした。
僕は原則的に夏場でもウール混紡の靴下しか使用しない方針なので、非常に乾きが悪く、結局濡れた状態で履く羽目になった。
やはり長期縦走の時には防水靴下を装備に加えた方がいいかもしれない。


f0222003_23235541.jpg
【AM7:55】
途中残雪を横目に見つつ、祖父岳への分岐へ到着。(撮影地点2にて撮影)
分岐地点で休憩しつつも写真はナシ。

ちなみに最も時間を短縮するならば祖父岳に登ることなく、黒部源流へ下る巻き道も存在する。
明らかに展望が期待できない現状ではそもそも祖父岳に登る意味は限りなく薄い。
祖父岳は巻いてさっさと三俣山荘入りしてしまった方が、体力的にも膝痛対策としても理に適っている。
しかし、実は2日目の雲ノ平山荘で


祖父岳のバッジを買ってしまったのだ。


いや、だから何なの?って話なのだが…
原則的に、僕は登っていない山のバッジは買わない主義である。てか大半の人がそうであろうと思うが。
だから本来順番としては祖父岳に登った後バッジを購入できればそれに越した事はなかった。
しかし雲ノ平山荘以外で祖父岳のバッジを扱っている小屋がなかったら…?
大体からして祖父岳という山自体非常にマニアックな山であり、そもそもバッジが存在する事自体がアンビリーバボーであるから、その可能性は非常に高いように思えた。
後から買おうにも雲ノ平山荘まで戻る事はできないし、後から買っておけばよかったと後悔するくらいならと、先に購入しておいたのである。

というわけで、祖父岳のバッジが手元にあるわけだが…。
登ってもいない山のバッジを持っているのは限りなく微妙な気分だし、今回の縦走で取り逃すと、また再登しようにもこれだけ奥地の山ではそうおいそれと登りに来るわけにもいかない。
そんなわけで、バッジを買ってしまったからというあまりにも馬鹿げた理由で祖父岳経由を決定。

しかし、結果的にこの馬鹿げた選択が、後にステキな出会いを生む結果になったのだから、世の中何が起こるかわからない。


f0222003_8124322.jpg
分岐を通過し、祖父岳への登りへ。(撮影地点2付近にて撮影)
本来水晶岳や薬師岳などの絶景を望みながらの素晴らしい登りのはずだが…当然何も見えない。
昨日の豪雨の中の歩行に比べれば、この程度の小雨で済んでくれているのは御の字だが、やはり全く景色が無い状態での歩行はモチベーションが上がらないし、体力的にも精神的にもキツイものがある。
普段どれだけ山の景色に助けられているのかをまじまじと実感する。


f0222003_8342935.jpg
【AM8:40】
祖父岳山頂到着。(撮影地点3にて撮影)
なだらかな山頂にケルンが幾つも積まれた山頂だ。どこがピークなのかさっぱりわからない。
展望は当然の如く無し。
山頂付近はかなり風が強く吹いており、レインウェアを羽織っていても徐々に体温が奪われていく。

とりあえず風をよけつつ休憩するため、最も大きいケルンの陰に身を隠す。
先程、祖父岳への分岐で挨拶を交わしたカップルが先に山頂に到着しており、ちょうどケルンを挟んで反対側で休憩していた。

「な~んもみえませんね~(´∀`)」
「そうですね~(´∀`)」

お互い苦笑しながら、言葉を交わす。
この日、同じ方向から来てこの時間帯にここにいる…ということは、おおよそ僕らと同じ行程を歩いてきている事になる。
と、いうことはつまりこの方たちもあの雲ノ平への地獄の直登を登ってきたわけかwww
別に直接苦楽を共にしたわけではないけれど、あの豪雨の登りを体験した一人として、僕は奇妙な親近感を覚えていた。
軽く世間話をしつつそんなことを考えていると、男性の方がどうも僕らのザックが気になる様子。
すると…


「もしかして、みさわさんですか??」


と、尋ねられてビックリ!どっかで聞いた名前が出てきたなww
それだけでも十分驚いたのだが、なんとこのカップル、実は知り合いのブロガーさんであるのりじむさんだった!

先日のブログで、夏山縦走では折立から入山すると書いた時に、もしかしたらニアミスするかもしれないとコメントを頂いていたので、そう思って入山から今日まで、それとなく周りには気を配って歩いていたのだが、全く気付かなかった。
後から気付いたが、太郎平のキャンプ場でも何度かテント脇を通っていたし、雲ノ平に至っては目と鼻の先にテントを設営していたのだw
僕が撮った雲ノ平のテント場の写真には、バッチリのりじむさん達のテントが写っていたし、のりじむさんが撮った写真には、僕がテントを設営しようとしている姿がはっきり写っていた。気付かなければ気付かないものである…。


f0222003_176617.jpg


f0222003_177018.jpg
4人で記念撮影♪(撮影地点3にて撮影)

のりじむさん達の詳しいスケジュールを事前に聞いていなかったので、まさか本当に会えるとは思ってもみなかった。
ブログの読者に声を掛けられたことは以前もあったが、知り合いのブロガーさんに会うのは今回が初である!

のりじむさん達は祖父岳の後、岩苔乗越から水晶岳方面へ折れ、高瀬ダムへ抜けるという日程だった。
僕らが本日の水晶岳登頂を断念した以上、会える可能性があったのは岩苔乗越までだったわけで。
もし少しでもタイミングがずれていれば、あれだけ近くに居ながら一度も顔をあわせることなく下山する事になっていただろう…


f0222003_17173780.jpg
祖父岳からはちょっとした岩場もあるが、概ね歩きやすい稜線だ。(撮影地点4にて撮影)

f0222003_17183976.jpg
途中、ちらっとライチョウも見ることができた!嫁はライチョウを見るのは今回が初である。(撮影地点4付近にて撮影)


f0222003_1721959.jpg
【AM9:48】
岩苔乗越到着。(撮影地点5にて撮影)

あっという間に岩苔乗越に到着してしまった。早いもので、もうお別れの時間である。
のりじむさん達はここから、当初僕らが行く予定だった水晶岳へ抜けるルート。
そして僕らは写真のように、一旦黒部源流の方へ下るルートである。
名残は尽きないが、お互いの健闘と幸運を祈りつつ、ここでお別れすることに。

この時別れてから、連絡先を交換していない事に気付いた!祖父岳で会った時にiphoneを弄っていたのだから気付くべきだった…。
まぁまた会える機会もあるだろう、そもそもネットで繋がっているのだから連絡先を交換する手段はいくらでもある。

またどこかの山で会いましょう!次は晴れた日に…σ(´∀`;)


f0222003_17284670.jpg
岩苔乗越から黒部源流に下るルートは沢伝いのルートである。(撮影地点6にて撮影)

植物が豊富なのはいいのだが、背丈がある植物も多く、少々歩きづらい印象。
沢伝いということで、嫌な予感はしていたのだが…案の定ここも登山道が沢と化していた。
雲ノ平ほどヒドイ状況ではないが、もう沢化した登山道を歩くのは正直勘弁である。

f0222003_1738199.jpg
道中にはクルマユリ。(撮影地点6付近にて撮影)
このほかにも植物はたくさんあり、景色がダメならば植物を撮ろうということで何枚か撮ったのだが…
風が強すぎて花が煽られて動いてしまい、撮ろうにもピントが全然合わないし、ピントが合っても被写体ブレを起こしてしまうのである。

景色も撮れない、植物も撮れない…

今回、一眼レフは全くもってただの重いだけの荷物と化していた。
ここまで天候が悪いと、撮っても良い写真が全然撮れないばかりか、そもそも撮影する意欲が沸いてこない。
悪天候&悪路用のカメラの導入の必要性をこの時僕は感じていた。

f0222003_17445523.jpg
崩壊した雪渓を横目に見つつ。(撮影地点7にて撮影)
一度黒部源流まで下った後は、三俣山荘方面へ再び登り返しである。



f0222003_17473133.jpg
【PM0:00】
三俣山荘テント場到着。(撮影地点8にて撮影)

三俣山荘のテント場は、山荘からは少し離れたところにある。黒部源流側から登ってくると、山荘よりも手前にテント場がある。
とりあえずテント代を払うべく、三俣山荘へ。

三俣山荘は、かつて高校山岳部時代、初の縦走で訪れたこともある、僕にとっては思い出の山小屋である。
この小屋の裏手には診療所があり、当時僕の同級生が耳を極度の日焼けにやられ (日焼けと言うには生易しく、火傷のような状態だった) 水ぶくれになって耳がでっかくなってしまい、ここの診療所で治療を受けた懐かしい記憶がある。
そもそも今回はここのテント場から眺める鷲羽岳を最も楽しみにして来たのだから、いわば真の目的地と言っても過言ではない。
そんな思い出の残る三俣山荘なのだが…

下山してから写真を確認したところ、写真が一枚もない( ゚д゚)

ほかの山小屋の写真はちゃんとあるのに、肝心要の三俣山荘の写真だけ全くない。
全くもって踏んだり蹴ったりである…。

とりあえず今日の行程はこれにて終了。
時間はたっぷりあるので、三俣山荘でまたラーメンやうどんを食べて体を温めつつ、1時間ほどのんびりしていた。


f0222003_1804760.jpg
その後テントサイトへ移動。
どこがいいかと散々歩き回った結果、メインサイトから少し離れたところに、草に囲われて区切られたようになっている一画を発見。
他に設営する人の気配もないし、一等地にドカンと設営。予定では明日の昼まで張りっぱなしなので、タープも張る。
ここまで来ると山…というよりはキャンプに近い。
本縦走はおろか、今まで張ったテントサイトの中で、ここが最もくつろげた。


f0222003_1873799.jpg
それより何より、何が一番良かったかって、鷲羽岳の展望が一番良かった。
テントの入り口も、開ければすぐ目の前に鷲羽岳が見えるように設営。

ここよりも展望の良い場所もいくつかあったのだが、そちらは遮蔽物がないので稜線からの風をモロに受ける場所だった。
ここもそれなりに風は当たったが、ここより下に設営すると今度は展望がない。
展望と風当たり、ちょうど良いバランスの場所に設営する事ができてよかった。
ちょうど設営が完了した頃から、少しずつではあるが鷲羽岳にかかるガスが晴れてきていた。


f0222003_18101534.jpg
今晩の食事は豚丼にフリーズドライの味噌汁に缶詰。
ご飯は米から炊いたのでやはり美味い!
缶詰にレトルトに米、ここに来てようやく重い食材を消化する事ができた…。


f0222003_18132250.jpg
食事の後は、ビショビショに濡れた装備を乾かしつつ (まぁ湿度が高くて靴下はほとんど乾かなかったけど) 少しずつ回復傾向にあった鷲羽岳をのんびり鑑賞。
山頂付近は相変わらずのガスだが、時折晴れ間が見えてきていた。
これはもしかすると…もしかするぞ!?



f0222003_18155049.jpg
そして夕暮れ時、ついに鷲羽岳がその全貌を現した!!



f0222003_1817383.jpg

「よぉぉぉぉし!!!」


これだ、これこれ!!この景色だ!!!
これこそが、僕が高校時代初めての縦走で訪れた時に、心に刻んだ北アルプスの原風景である!
戻ってきたのだ!実に15年ぶりに!!
当時は鷲羽岳という名前もろくに知らずに、綺麗な山だなぁとただ漠然と眺めていた僕が、今はその鷲羽岳に登るためにここに居る!
実に感慨深いではないか!


f0222003_18322020.jpg
手前から鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳。
その全てが眼前に広がっている!
ようやく、ようやく3日目にして初めてまともに目にする山の風景…ただただ、言葉もなく感動である。


f0222003_1834784.jpg
鷲が羽を広げたように見えることから鷲羽岳とはよくぞ言ったものである。
これほど山の特徴を明確に捉えた山名も珍しいだろう。両翼に高峰を従え、威風堂々と鎮座するその姿は圧巻である。







f0222003_18492164.jpg

夕焼けの鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳のパノラマ。







f0222003_18515065.jpg
f0222003_1852216.jpg
敢えて言葉は必要ないだろう。美しい、ただただ美しい。


思えば記憶を辿る旅だった。
15年前の縦走の記憶。
僕が辛うじて覚えていたのは鏡池に映る槍ヶ岳の景色、北アルプス最深部の温泉、そして名前もわからぬこの山の景色だけだった。
断片的な記憶を手繰り寄せ、遂に僕は思い出の地にこうして立つことが出来た。

ガスの中を、霧雨の中を、そして豪雨の中を…苦労して歩いた3日間。
重い荷物に見えない景色、見渡す限りの白一色。
何でなんだよと天気を呪い、肩に食い込むザックを呪い、何度も心が折れそうになったけどその全てが吹き飛んだ瞬間だった。




やっぱり来て良かった。




決して楽な道のりではなかったけど、15年ぶりに再会した鷲羽岳が 「おかえり」 と、優しく迎えてくれた…そんな気がした。
僕は日が暮れて暗くなるまで、ずっと鷲羽岳を眺めていた。




こうして、最高の形で思い出の山、鷲羽岳との再会を果たした僕ら。
鷲羽岳を彩る夕焼けは、僕らに吉兆を告げるかの如く、その美しい姿を僕らの心に焼き付けた。

明日はルート変更により、本来3日目に歩く予定だった鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳の稜線を、三俣山荘からピストンだ。
行程は長いが、テント場にテントを張り捨て、必要最低限の荷物でのピストンだから問題ないだろう。
予定では2時に起床して3時には早朝出立。
最低でもヘッデンで2時間強は歩かなければならない計算だが、夕方の天気を見るに、それも十分可能だろうと判断した。
先程見た美しい夕焼けが、俄然僕らの明日の行程への期待を膨らませ、僕らは明日以降の晴天を信じて疑わなかった。

天気も、膝も、何もかもが思惑通り、順調に進んだ3日目。
しかし…

世の中そう甘くないという事を身をもって知る事になる。




北アルプス縦走4泊5日 4日目へ続く


↓ 果たして僕らは無事鷲羽の頂を踏む事ができたのだろうか??続編を待て!(・∀・)

人気ブログランキングへ にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

by misawa_re7 | 2010-09-15 19:49 | 山行記録 2010


<< 【山行記録】 北アルプス縦走4... 【山行記録】 北アルプス縦走4... >>