【山行予定】 梅雨の3000m峰へ 甲斐駒ヶ岳 仙丈ヶ岳
6月末。普段から忙しく、原則週休1日しかない僕の仕事にしては珍しく、連休をとることができた。
せっかくの連休、以前より温めていた一泊登山計画を決行するいい機会だ。
甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳を一度に2峰登ってしまおうという魅力的な計画、なのだが…
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甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳の2峰は、南アルプス北部の代表格とも言える名峰である。
中でも仙丈ヶ岳は南アルプス最奥峰として、容易に人を寄せ付けぬ山であったが、南アルプス林道の開通を期に格段にアクセスがよくなり、今や3000m級の入門として、数多くの登山者が訪れる人気の山となった。


ちなみに仙丈ヶ岳は、高校山岳部の時代に3度も登っている、僕にとっては非常に思い入れの強い山でもある。
山のやの字も知らない僕に、山の雄大さ、そして3000m級の山の独特の雰囲気とそれに登る楽しさを教えてくれた、いわば僕の山の師とも言える特別な山なのだ。
しかし…、3回登ったうちの実に2回も雨に降られている、実は僕とあまり相性の良いとは言えない山でもある。

そして今回、週間天気予報を見るに、僕らが登ろうとしている6月20日、21日の天候はどうやら絶望的なようだ。
山の師と仰いではみても、どうも僕と仙丈ヶ岳とはすこぶる相性がよくないらしい。
まぁ梅雨の真っ只中である。 『タイ氏』 の神通力を使うまでも無く、悪天になるであろうことは容易に予想できていた。
ただ、毎度の経験から、週間天気予報の的中率はそう高くない事はわかっている。
しかし来週から梅雨入りするにあたり、僕らが山に行く2日間がキレイに晴れてくれるとは到底思えない。



さてどうしたものか…



大いに迷ったが、僕は予定を決行することに決めた。
週間天気予報が外れて、どちらか一日くらいは晴れてくれるかもしれないという希望的観測もなかったわけではない。
しかし決め手になったのは、どうせほぼ確実に雨が降るのであれば


雨の3000m級を体験するいい機会だと思ったのだ。



今後山を続けていく限り、いずれは縦走や長期登山をすることもあるだろう。
そうなれば全日程が晴れなどという事はまずないだろうし、必ずいつかどこかで雨を経験する事になるはずだ。
雨中の歩行、雨中のテント設営、服や装備の管理など…それらは晴天時のそれとは全く異なる特殊な技術と僕は考える。
山岳部で経験済みの僕はともかく、嫁には一度どこかで経験しておいてもらわなければならない。
たとえ夏山といえど、ひとたび雨が降れば状況によっては命にも関わるのだ。
だから今回、十分安全な状況下で、一度高山の雨というのを体験するのも悪くないと考えたのである。

ここのテント場は、南アルプス林道バスの終点から程近い場所にある北沢長衛小屋にある。バス停からはものの数分だ。
到着してすぐにテント設営してしまえば、食料や寝具など、必要のないものはテントにデポし、必要最小限の装備で登る事が出来る。
雨天の中、クソ重い荷物を背負わなくてもいい分、体調を崩すリスクは大幅に軽減できる。
それに万が一体調を崩した場合、北沢峠の長衛荘が営業しているのでどうしようもなければ駆け込むことも出来る。
天候が酷ければテントで停滞すればいいし、撤退だってバス一本、手軽なもんだ。

より安全に雨天の3000m峰を体験するには最良のシチュエーションではなかろうか?



と、いうわけで、今回の山行のテーマは 『雨』

普段は雨など迷惑極まりないばかりか、山においては厄介者以外の何者でもない存在である。
しかし雨を体験し、場合によってはそれを楽しむという発想だってあってはいいのではなかろうか?
今回は天候は期待していない、もちろん山頂からの展望もゼロだろうし快適性もゼロであることは大前提だ。
よしんば天候が回復したならばそれはそれで儲けたと思えばいい。
まったくもってドMな山行計画であるが、何故か嫁もやたらと楽しみにしているので結果オーライという事でww


そんなわけで、悪天ほぼ確定な今週末、雨を体験しに甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳へ行ってきます!


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by misawa_re7 | 2010-06-13 23:39 | 山行予定


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