【道 具】 山女子ファッション 2010年 夏
『今年の夏は、山スカートを履いてみたい』
嫁のその一言から、今年の夏山は山女子ファッションを取り入れてみようということになった。
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以前、書籍のブログで軽く触れた事があったが、僕は元々山女子ファッションというやつには懐疑的だった。
そもそも僕の山の始まりは高校山岳部であり、その時先輩や先生に教えてもらった山に対する硬派な思考や姿勢が、10年以上経った今でも未だに僕の中に脈々と息づいている。
僕が山を始めた当時、山の服装といえば無骨なのが当たり前であり、むしろその無骨さがカッコよくすらあった。
そんな僕にとって、山スカートを始めとする山女子ファッションなんていう物は、まさに青天の霹靂な代物であった。

しかし時代と共に、人も、山も変わっていく。
そして、それと同時に装備や服装もその時代のニーズに合った形に移り変わっていくのだ。
山に登るために必要な性能さえあるのならば、如何様な形をしていようとも構わない。それが今の時代の主流なのだろう。
まぁ理に適っているし、正論である。
僕も最初はその奇抜さに驚きはしたが、山装備としての安全性をしっかり考慮した上でならば山スカートのような装備もアリかなと思う。


そんなわけで今回、今年の夏に嫁が着る服を選定する事になったわけだが。
選ぶにあたり、見た目はもちろんのこと、山装備としての性能を十分に持っているかという点も慎重に吟味せねばなるまい。
そのため、4月頃から何度も山道具屋に通い、実際に色々な服を手にとって見てみたり、また雑誌や広告などでチェックしたり…
色々と試行錯誤した末に、ようやくひとつの形にまとまったので、ブログにアップすることにする。


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まずはホグロフスの 『LUTE Q SS SHIRT』 である。
嫁は前々からチェックのシャツが1着欲しいと言っていたのだが、このシャツがいつも行きつけの山道具屋に陳列されていたのを見て一発で一目惚れしてしまい、問答無用で購入した一着である。


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ちなみにこのシャツ、このように袖を更に短くする事も出来る。
これだけでも十分印象が変わるばかりか、袖が短くなることで、半袖のTシャツとも違和感なく合わせられる。
と、いうわけで、一番真っ先に決まったこの一着と、この上に羽織るであろう 『CLAUDE EVO HOODIE JKT』 をベースに服をコーディネートすることになった。

ちなみに、女性が服を決める際、当然女性本人がコーディネートするのが一般的だろう。
しかし我が家は珍しく、嫁のファッションの決定権の8割近くを僕が握っている。
とはいえ何も僕が気に入った服を嫁に無理やり着せているのではなく、例えば嫁と僕がコーディネートした服を並べて見比べた時、結果的に僕がコーディネートした服を選ぶ率が非常に高いというだけである。
故に、今まで買った山の服のコーディネートも、基本的にはほとんどが僕に一任されている。
今回もその例に漏れず、残りの山服の決定権は僕に委ねられたので、嫁の要望を取り入れつつ、全体のバランスを考えながら服のコーディネートをすることにした。


ともかく、まずはこのチェックシャツの下に着るアンダーを決めなくてはいけない。
チェックシャツのベースはご覧の通りイエロー。
順当に行くならば、アンダーは同じ暖色系の赤かピンクが妥当なところだ。嫁のパーソナルカラーも赤、ピンクなのでちょうどいい。
しかも上に羽織るウインドジャケットもピンクなので、暖色同系色でまとめることができる。


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というわけで、より鮮やかな発色をしていたノースのアンダーを選択。
この色ならば黄色ともよく合うし、ザックのカリマーブルーとは反対色なので、互いにより際立つ。


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続いてノースのショートパンツ。
今回夏用として、山スカートとこちらのショートパンツも同時に購入した。
夏のシーズンならば山スカートだけでも問題ないとは思ったが、やはりコース状況によってはスカートよりもパンツの方が有利なところもあるだろうと思い、こちらも購入した。
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このショートパンツも、裾を折り込んで留めることで更に短いパンツにする事が出来る。

カラーは散々迷ったが、ピンクと相性の良い白にした。
黒でもよかったのだが、下に履いているタイツがグレーで同系色になってしまい、腰から下が真っ黒になってしまう。
色のバランスから考えると、腰周りに白がアクセントとして入った方が収まりがいいと判断した。


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それに対して山スカートはグレーを選択。
スカートを白にしてしまうと、白は膨張色なのでスカートのボリュームが必要以上に強調されてしまう。
要するに端的に言うとケツがでっかく見えてしまうというわけだ。
それを避けるために、スカートはスリムに見える黒系が望ましいと判断したのである。
タイツとやや同化してしまうかもしれないが、スカートの形状からして、パンツのように完全に同化してしまうということはないだろう。


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サポートタイツの上にはカラータイツを履く。
無論サポートタイツのみでも、ある程度の怪我の予防と防寒にはなるだろうが、基本的に冷え性なうちの嫁なので、一枚でも余分に履いていた方が山頂の寒風に晒された時に防寒の足しになるだろう。
それにグレー単色のサポートタイツよりも、申し訳程度とはいえピンクと白が入ったこのカラータイツのほうが、全体のカラーバランスにはよりマッチしている。
ちなみにこれでも寒かった場合を想定して、これより倍以上厚手の裏起毛のタイツも別途用意した。
万が一稜線で風に冷やされた時でも、それを履けば問題なく行動できるだろう。

山スカートは怪我防止と冷え防止の対策が肝要である。
どのような状況に陥るかわからないから、最低厚手のタイツの一枚くらいは持参した方が無難だと思う。




これが今回購入した夏山用の服の全てである。
厳密に山女子ファッションの定義というのはわからないのだが、まぁ可愛ければいいのではないだろうか?
嫁も気に入っていることだし、今年の夏はこのセットで行く事にする。

ちなみに先日、5月9日に蓼科山へ行った際、嫁はこの服を着て、山女子ファッションデビューを果たしている。
せっかくなのでその時の写真を皆さんにも見て頂きたいと思う。


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こちらは CLAUDE EVO HOODIE JKT との合わせ。
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今回は山スカートではなくショートパンツでの山行だった。思いの他、白のショートパンツがいい味出している。
上半身も暖色系で統一したため、反対色のカリマーブルーのザックとの相性も問題ない。

トータルコーディネートは、実際全部着てみないとわからないため、個々で購入する際に非常に心配だったのだが…。
実際に全部合わせてみると、個々の相性も悪くないし、これといって違和感を覚える箇所もない。
まぁ、ファッションとしての可愛さという基準は人によって違うので何とも言えないが、少なくともカラーコーディネート的には僕個人としては満足のいく結果になったと思う。
嫁も気に入ってくれたようだし、まぁ合格点を頂いてもいいのではないだろうかw

そんなわけで完全に形から入った今年の夏山。
お気に入りの服で新緑の林や青天の稜線を歩けると思うと、今から楽しみである。


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by misawa_re7 | 2010-06-01 23:55 | 道 具


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