【山行記録】 久しぶりの燕岳 親友の嫁さんと
相変わらずの久しぶりのブログ更新です(;´Д`)
8月31日、僕と嫁と親友の嫁さんの3人で北アルプスの玄関口、燕岳へ行って来た!

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毎回ブログを更新するたびに、『お久しぶりです』 と言っておりますが…
今回も例外ではなく、前回の更新から半年近く間を置いての更新になりました。
こんな音信普通のブログではありますが、地味に一日平均100人強の訪問者がおられる様子。
なぜか伊吹山の記事が一番人気というのは全く謎なんですけどねww


さて、そんなわけでおよそ半年ぶりの更新という事になりましたが…


そもそも今年は前回更新して間もなく、嫁の入院というアクシデントがあり…
ブログどころか正直山なんか登っている場合ではなかったというのが実際のところです(;´Д`)


一時期は正直最悪の事態も覚悟したもんですが…
おかげさまで現在はこうして山に登れるくらいには回復しており、今回は燕岳に登ってきた次第です。

ぶっちゃけ久しぶりすぎてブログの書き方も忘れてますので、あまり細かい事は気にしないように、のんびり見て行ってください( *´艸`)






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2016年8月31日早朝

前日に台風が直撃した台風一過の安曇野に、我々はいた。
ブログには書いてないが、昨年の9月末に訪れて以来、1年ぶりの燕岳。
燕岳自体には何度も足を運んでいるので珍しくもなんとも無いのだが、今回は今までに無い実に珍しい面子での来訪となった。


さて、僕のブログには、年に一度くらいのペースで度々顔を出す、タイ氏という小学校の頃からの親友がいる。
過去のブログを読んでくれている奇特な方ならば説明せずとも伝わるだろうが…
一応僕の親友、タイ氏に関しては過去ブログ参照のこと


その小学校の頃からの悪友であるタイ氏も、僕がブログをサボっている間に入籍し、ようやく所帯を持つこととなった。
そして今回の同行者こそが、その親友タイ氏の嫁さんである。

ちなみにタイ氏本人は仕事の都合で今回これないという事で、僕と嫁、そしてタイ氏の嫁さんの3人での登山となったのであった。



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左はいつもの通りうちの嫁。右が今回新顔のタイ氏の嫁さんである。
その都度タイ氏の嫁さんと呼ぶのも少々面倒くさいので、以後彼女の事を便宜上サキちゃんと呼ぶ事にする。


ちなみにサキちゃんが我々と山に登るのは今回が初めてというわけではない。
まぁそれ相応に装備や服装が整っているところを見れば、今回が初めてじゃないのはわかる人にはわかるかもしれない。
そもそも我々がサキちゃんと初めて会ったのは昨年の9月。それこそちょうど今から1年ほど前の事である。


初めて挨拶を交わし、その後一緒に山に登ったのが我々のファーストコンタクト。


山屋の出会いとしては決して珍しい事ではないかもしれないが、一般人の出会いとしては特殊な部類に入るだろうww
元々は、彼女が山登りに興味を持っていたところにちょうど我々という先駆者が居たという単純な話だ。



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彼女の山へのハマりっぷりはたいしたもんで、当初僕らの繋ぎ役だった旦那のタイ氏よりも積極的に山に興味を持っている。
今では、それこそ今回のように旦那そっちのけで山に登ってしまうほどだ。
最終的にはテント泊もしたいということで、我々のお下がりも活用しつつ、昨年からちょっとずつ装備を整えている段階である。
なかなか将来有望な山ガールである(*´∀`*)
まだ我々よりもずいぶん若いし…



余談はともかく、そんな彼女を今回燕岳に連れてきたのは初の北アルプスを満喫してもらう為である。




表向きは…。




その実、僕が本当に考えていたのは




そろそろ登山の厳しさを知る段階だろうということ。




これまでにちょいちょい一緒に山には登っているが、この時点で3000m級の山にはまだ連れて行っていなかった。
厳密に言えば燕岳は3000mを割る標高だが、森林限界を超えた北アルプスの稜線ということで、レベルとすればそれに準じるだろう。
ちなみに、この時点までに連れて行った山での最長行動時間は6時間弱。
また累計標高差を考えたとしても、今回の燕岳は正直一気にレベルが上がり、現時点では最高難易度ということになる。
まだ初心者の域を出ていない彼女にとって、ある意味今回の燕岳は 『登山』 の入り口であると僕は位置づけていた。



初心者を山に連れて行く時、最も気を使わなければならないのは、体力。
キツいと感じさせるか感じさせないか、ギリギリのラインを見極めて山を選定してあげる必要がある。
そのラインを見誤ると、初心者レベルの登山者はあっという間に山が嫌いになり、山を登る事に挫折してしまう。



一方で、山を登って感動を得ようと思えば、楽ばかりはしていられないのも事実。
本当の感動とは、苦しい想いをして登った時にこそ真に得る事ができる、というのも山登りの真理と言えるだろう。
故に、どの時点でこの段階に移行するのか、その判断はガイドする人間の手腕が問われることになる。



彼女の体力、意欲、気力。
総合的に判断して、そろそろ本格的に 『登山』 してもいい頃なんじゃないかと僕は判断した次第である。



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そうこう言っている間に、徐々に標高は上がっていく。
上り始めの頃は山頂付近にガスがまとわりついていたが、それも徐々に晴れてきているのがよくわかる。

天気もどうやら我々に登れと言っているようだ。



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中間点とも言える合戦小屋に到着。



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時期的にまだ名物のスイカが食べられるタイミングだった。帰りに食べよう。



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合戦小屋を抜けると一気に展望が開ける。
遠くに目指す燕岳が見え初めた。



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ペースを落として登ってきてはいるものの、さすがに北アルプス3大急登のひとつに数えられる合戦尾根である。
サキちゃんにとっては一番苦しい時間帯。
今までの山ならば、既に山頂に到着し、下山を始めていてもおかしくない時間なのだから。

しかし幸いにして、展望が開けている事で疲れが緩和されているようだ。
誰にも経験があるだろうが、素晴らしい景色が広がっているというだけで、簡単に疲れが吹き飛ぶのは本当に不思議な現象である。



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ガスが晴れ、下界がくっきり見えるように。
眼下に広がる景色を眺めながら、その景色に後押ししてもらいながら少しずつゆっくり登る。
代わってあげることができないのがもどかしいが、我々は応援するのみ。



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燕山荘がついに目と鼻の先に。



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あと少し、頑張れ!



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残すところ最後の一登。
これを越えればついに北アルプスの稜線だ。

















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おめでとう(*´∀`*)



朝方ガスの衣を纏っていた北アルプスの峰々が、晴れ渡る空の下、眼前に広がっている。
最高の光景だ。


我々にとっては見慣れた景色になってしまったけど、山登りたての頃、登った事のない山を登りきった時に見る景色は本当に最高だった。
当時の我々と変わらぬ感動を、彼女も感じているに違いない。

登れば登るほど、最初の頃感じた感動からは少しずつ乖離していくのは皮肉なもの。
どんな素晴らしい景色も、やがては見慣れていき、初めてそれらを見たときの感動を再び感じる事は不可能に近い。
だから是非、この時、この瞬間に感じた感動を、どうか忘れないでいて欲しいと思う。



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看板越しに槍ヶ岳。



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しっかり記念撮影を。



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さぁ、目指すは本日の最終目的地、燕岳だ。



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ここまでくれば後もう少し。
体力の消耗は、目の前に広がる景色が相殺してくれる。
前を向いて、北アルプスの風を感じながら思う存分歩くのみ。



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名物のイルカ。



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台風が抜けた直後の稜線の風は、想定していたより遥かに冷たい。
まだ夏だと言うのに、晩秋を感じさせる寒さである。昨年の9月末にここに来た時の方がよほど暖かかった。



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風除けのウェアを羽織り、最後の登りへ。
これを越えれば燕岳山頂だ。



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お疲れさま。
燕岳山頂に到着。



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万歳三唱。



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北燕岳方面。奥に立山、剱。



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燕越しに、槍、穂高方面を望む。



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何も言う事はない。
最高の天気、最高の景色だ。



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再び燕山荘へ戻ってきた。
後は下るだけ。



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名残惜しいが、燕岳も、北アルプスの稜線もここいらで見納めだ。
楽しい時間は終わり。

本当に苦しいのはここからだ




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燕山荘も見納め。



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そして槍ヶ岳も見納め。



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そして最後に合戦小屋でスイカを食べ、あとは本当にただ純粋に下るのみ。


さっきも言ったが、本当に苦しいのはここからだ


今まで疲れを和らげてくれた景色はもうない。

今まで火照った体を冷やしてくれた稜線の風はもうない。

体力が残っていようと関係ない。

下りに必要なのは、体力ではなく技術。そして気力である。


彼女にとっても、下りの2時間は最もつらい時間だったろう。登山における下りというのは、想像以上につらい作業である。
非日常の景色というご褒美があった登りとは違い、楽しい思い出からどんどん遠ざかり、現実に戻っていくのが下り。
まるで夏とは思えないほど涼しかった稜線とは違い、まだ残暑の厳しい下界に下りていかざるをえない下り。
楽しい時間を過ごした分だけ、下りはつらく苦しいものとなるのは皮肉なものである。





こうして、我々の燕岳日帰り登山は幕を閉じた。




初心者であるサキちゃんにとって、今回の山がどのようなものだったか?本人ではないので定かではない。
体力的にはギリギリだったのは事実だろう。
北アルプスの玄関口、入門編と言ってみた所で、燕岳の日帰りというのはそれなりにハードなのだから。

ただ、このレベルの山は 『登山』 としてはオーソドックスであり、体力的にはまだまだこれ以上厳しい山というのも存在するのも事実。
やはりどこかの段階で、ある程度の 『鍛錬』 を必要とする事を体に覚えさせなければならないというのも、どうしても避けて通る事は出来ない道ではある。
特にテント泊を目標とするのならば尚更だ。



しかし、体力的にどうであったかは別にしても、今回ほどの好条件は用意しようと思っても用意できるものではない。
とかく、最高の天気に恵まれた最高のシチュエーションであった事は疑う余地は無い。
良しつけ悪しにつけ、彼女にとってはきっと忘れることの出来ない山行になったのではないかと思う。



登山というアウトドア趣味の性質上、どうあがいても苦しさや辛さを切って離すことは出来ない。
残念ながら、それらは 『登山』 を形作る、重要なエッセンスのひとつなのである。
それが相容れず、続けられずに辞めて行く人も当然数多く居るのも事実だ。

けれど、苦しさを乗り越えて感動を得る事が出来た時、前よりももっと山が好きになる。
そうやって僕らは今日まで山に登り続けているのだ、彼女もそうであってくれたら嬉しい。
また、一日でも多く、こうやって感動を分かち合えたら良いなと思う。




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by misawa_re7 | 2016-09-18 22:31 | 山行記録 2016


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