【山行記録】 北アルプス縦走4泊5日 雲ノ平、黒部源流、そして鷲羽へ! 1日目
2010年 8月13日(金)~8月17(火)
台風4号が近づくお盆休みの真っ只中、僕らは当初の予定通り夏山縦走計画を実行に移していた。
優れぬ天候、不安の残る膝痛、数多くの不安要素を抱え、4泊5日の長期縦走の幕が上がる。
f0222003_13421096.jpg




f0222003_2114454.jpg
f0222003_14205141.jpg
今回の縦走の概要は、以前のブログで触れたとおり、雲ノ平、黒部源流周回ルートである。

1日目【赤線】 折立から入山し、太郎平小屋を経て薬師峠キャンプ場で一泊。
2日目【青線】 薬師沢へ下り、雲ノ平キャンプ場にて一泊。
3日目【緑線】 祖父岳、岩苔乗越を経て水晶岳往復。その後ワリモ岳、鷲羽岳を経て三俣山荘にてテント泊。
4日目【橙線】 双六小屋、双六岳を周回して、三俣蓮華を踏み、黒部五郎小舎にてテント泊。
5日目【紫線】 黒部五郎岳、北ノ俣岳を経て太郎平小屋へ、その後折立へ下山。


総行程距離 約55km

累積標高差 +4400m -4400m 合計 約8800m




そんなわけで、今年の夏山縦走は予定通り決行する運びとなったのだが、それまでには度重なる葛藤があったことは言うまでもない。
やはり今回縦走をするにあたり、最も危惧していたのはもちろん


僕の膝痛である。


事の発端である仙丈、甲斐駒 次いで燕岳 そして前回の薬師岳
その全てで必ず発症し、その都度僕を散々苦しめてきた膝痛。
今までは日帰りか1泊登山だった関係上それほど問題視してこなかったが、今回のように4泊5日ともなれば全く話が異なる。
そもそも縦走では怪我ひとつが致命的であり、常に怪我の危険を考慮に入れねばならない。
そんな中、ほぼ確実に発症するであろう膝痛を抱えた状態での長期縦走はあまりにリスクが高いと言わざるを得ない。


膝痛対策としては、前回の薬師岳撤退を最後に、縦走までの1ヶ月間は山に登ることを避け、膝のケアに専念する事にした。
嫁も僕も休みで、かつ天候が良い日が何度もあり、その度山に行きたい衝動に駆られたが、縦走のために涙を呑んだ。

そしてかかりつけの接骨院の先生と相談し、前回の薬師岳とは違ったテーピングを試してみる事にした。
テーピングに関しては、事前に試す事が出来ずにほとんどぶっつけ本番になってしまったのだが、テーピングが原因で痛みが発症することはまずないだろうし、むしろ効果を試すがために山に登り、そこで膝痛が発症してしまう可能性のほうが高いと考えたのである。
そもそも今まで色々なサポーターやテーピングを試してきて効果が上がらなかったのだから、今回の新しいテーピングで多少なりとも効果が出れば良し。少しでも痛みの発症を遅らせてくれれば御の字程度にしか期待していなかった。


しかしこれだけで膝痛の発症が抑えられるとは到底考えられなかった。
何故ならば、今までに膝の休養、ケアを継続的に行ってきたにも関わらず、結果として膝痛を抑えることが出来なかったからだ。
つまり今回の縦走も、全日程中必ずどこかで膝痛を発症することを前提に考えておかねばならない。
そうなった場合、手持ちのサポーターだけで痛みを緩和する事はまず無理だ。

そこで僕は万が一のために、整形外科に行き痛み止めの薬を処方してもらう事にした。
もちろん痛みが出ないに越した事はない。しかし痛みが発症してしまった場合、薬にでも何にでも頼って痛みを緩和しつつ、騙し騙し下ってくるしか手段がないのも事実だ。


f0222003_14261353.jpg
それに加え、今回の荷物の重量は

僕 26kg  嫁 21kg

僕の膝痛を考慮したため、いつにも増して嫁に重量負担を強いる結果になってしまった。
しかも嫁は2泊以上の山行は今回が初めてである。
まずは無難に山小屋泊から…とも考えたが、この時のためにわざわざテントを購入し、今までシミュレーションを重ねてきたのだ。
やはりテント泊で行きたい。それが僕の偽らざる気持ちだった。


こうして、不安材料を抱えながらも、ずっと楽しみにしてきた僕らの夏山縦走がスタートしたのである。


f0222003_1673750.jpg
f0222003_1674793.jpg
2010年8月13日(金) 天候:曇り
折立登山口往路 (折立~三角点~五光岩ベンチ~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場)

・ 高低差、距離、コース概要は上記の通り。
・ 今回は幕営地での撮影がほとんどなので、撮影場所の通し番号は割愛する。




【AM0:00】
起床。前回の教訓を生かし、少し早めの起床だ。
前夜、不覚にもワクワクしてしまって非常に寝つきが悪く、予定より睡眠時間が短くなってしまった。
まぁ初日の行程は6時間程度。荷物が重いとはいえそれほど体力的には問題にならないだろう。
むしろ危惧すべきは体力的な問題よりも膝である。




【AM1:10】自宅を出発。
今回縦走の出発点となる折立登山口は、前回の薬師岳撤退で登った登山口であり、初日の行程も前回と全く同様である。
詳細については、薬師岳のブログを参照のこと。

折立までの交通ルートについても同様に前回のブログで触れたとおりだが、前回は有峰林道小口川線を利用したのに対し、今回は有峰林道東谷線を利用している。
前回も軽く触れたが、結果的に長野県側から入山する場合、こちらの東谷線を利用した方が断然アクセスもよかった。
以後、折立まで行く場合は東谷線を利用する事にする。




【AM5:30】
有峰林道東谷線ゲート到着。
ゲートオープン30分前だというのに10台以上の車が連なっていた。
この時間からここにいるということは、皆折立から入山する登山者の車だろう。
天候があまりよくないとはいえ、やはりお盆真っ只中である。登山者の数もそれなりに多い事を実感する。




【AM6:00】
林道ゲートオープン。
前回の小口川線は、ゲートから折立までおよそ50分程度かかったが、今回の東谷線は30分程度で行く事が出来た。
ゲートが開く時間はどの線も6時なのは共通なため、東谷線から入った方が早い時間に折立につけるようだ。
現に、前回全く停めるところがなくて路上駐車をする羽目になった折立駐車場も、半分以上が空いていて停め放題だ。
まぁ前回は駐車場に到着したのが8時過ぎだったので、単純に比較はできないが。
ただ、30分もしないうちにほぼ満車になったところをみると、やはり駐車場に車を停めようと思ったら、少なくともゲートオープン前には林道ゲートに到着していないと厳しそうである。


f0222003_1744250.jpg
【AM7:10】
折立登山口出発。空模様は予報どおりの曇り。
決して良い天気とは言えないが、快適に登るという点においてはむしろ晴天よりも曇天の方が歩きやすい。

入山前夜に確認した天気予報では、13日、14日は台風の通過の関係で曇り、もしくは雨だが、それ以降は台風一過、天候は回復に向かうということだった。
長期縦走入山して全く雨に遭遇しないなどという甘い期待は最初から抱いていない。
しかし今日明日を我慢して乗り切れば、今回の縦走の核心である水晶、鷲羽、黒部五郎に至る頃には天候が回復する。
数日先の天気予報を鵜呑みにはできないが、台風一過は基本的に晴れるはずだと僕は信じ込んでいた。
しかし、結果として気象とはそう単純なものではないという事を、身をもって体験する事になるのだが…それはしばらく先のお話。

そんなわけで、僕は膝を最大限に警戒しながら、嫁は未知の荷物の重量と戦いながらゆっくりと歩き始めた。




前述したとおり、今回のコースは前回の薬師岳の時と全く同じである。
今回は前回に比べて天候が悪く展望もない。それに加え膝に全神経を集中していたため、撮影意欲が全く沸かなかった。

初日に関しては上記の理由のため、ほとんど写真を撮影していない。

折立から太郎平への登山道の概要は、前回のブログを参照していただきたい。


f0222003_15163132.jpg
この日はやけに上空をヘリコプターが飛んでいた。
お盆休みなので、県警のヘリがパトロールでもしているのだろうか?と思ったが、休憩中に上空を通過したヘリを見てみるとどうやら物資を運搬しているようだった。
飛んでいく方角は太郎平小屋の方ではなく、薬師岳山荘の方角である。
時期が時期だけにきっと宿泊者も多いのだろう。


f0222003_1523984.jpg
薬師岳も前回とはだいぶ趣が違う。今回。

f0222003_15254244.jpg
前回。

どうせ晴れるならば本番の縦走の時に晴れて欲しかったというのが偽らざる本音だが…
しかし天候ばっかりは我々人間にはどうしようもないので、こうして恨み言を言う事しかできないわけで。


f0222003_1602080.jpg
そして太郎平小屋への最後の登り。さすがに21kgという未知の重量を背負っての5時間の登りは嫁にとっては大変だったようだ。
しかし一切の弱音も吐かず、4泊もの荷物を担いでこうして登りきることが出来る。
うちの嫁もこの1年で山女としてずいぶん成長したようである。

しかしまだ縦走初日、本当に辛いのはこれからである。



f0222003_1645269.jpg
【PM0:20】
太郎平小屋到着。


ところで今回最も憂慮していた僕の膝痛。
未だに膝痛のひの字も登場してきていないと言う事は即ち…まだ発症していないということに他ならない。
荷物の重量は前回よりも遥かに重い、理屈で言えば前回の地点よりも前に痛みが発症してしまってもおかしくはないはずだが、結果として初日の目的地である太郎平小屋に至るまで、一切痛みが発症する事はなかった。
どういうわけか今回、全く痛みが出る兆候がない。
まぁもちろん過去最大級に膝痛を警戒して慎重に歩いているのは事実だ。
とはいえ、今までだって決して大雑把に歩いていたわけではない。今回の歩き方が特別上等だからとは考えづらい。
ともかく、この時僕は確信めいた予感を感じていた。


2,3日は確実にもちそうだ。


と。
さすがに最終日までもつと考えるのはあまりに楽観的過ぎるだろう。
しかし登ってみた感じ、今日明日くらいならば痛みが出そうな前兆は感じられないのも事実。
僕の計画の中では、初日に痛みが発症して泣く泣く予定変更、太郎平に2泊して薬師岳往復で縦走終了…という可能性を3割程度考えていただけに、まさしく嬉しい誤算である。
折り返しの3日目くらいまで膝がもってくれれば、あとは痛み止めでも何でも使って下山すればよい。
縦走計画完遂はおそらく無理だろうとは思っていたが、少しだけ希望が見えた初日だった。


f0222003_16124038.jpg
先日来たばかりの薬師峠キャンプ場。

f0222003_16131796.jpg
ちなみに前回。

前回よりはテントの数が確実に多いが、僕が予想していたよりは遥かに少ない。
これならある程度好きな場所にテントを張る事が出来そうだ。
テント場の詳細については前回の薬師岳のブログを参照のこと。

ちなみに、テント数が少なかったのは時間が比較的早かったからで、夕方にかけてテントの数はどんどん増え、最終的には100張り前後にまで増えた事は追記しておく。
このお盆の繁忙期、良い場所を確保するにはやはり朝一番に登るのが最良だろう。


f0222003_16195260.jpg
そんなこんなで幕営完了。
僕らはテント場の隅のほうに設営した。
今回のように利用者が多い場合、水場やトイレが近いという利便性は逆に通行人が多いという欠点でもある。
せっかくのテント泊なのだから落ち着いて休みたいので、大抵の場合僕らは隅の方に設営する傾向にある。


f0222003_16232688.jpg
出発前の天気予報では夕方から夜にかけて雨が降る確率があった。
僕らが設営した場所は山側から水が流れた跡があり、雨が降ればテントまで水が到達する可能性がある。
なので事前に水が通りそうな経路には水路を掘っておく事にした。
夜気付いたらテントがウォーターベッドに変わっていた…という事態だけは避けねばならない。
(後日談だが、この縦走中に、ここのテント場で実際に上のような経験をされた方と話をする機会があった)


f0222003_16281198.jpg
余計な重量増かとは思ったが、今回写真のような折りたたみの椅子を導入してみた。
というのも、膝痛を発症した状態で食事をする際膝を曲げなければいけないのが非常に難儀だったのだが、たまたまホームセンターで見つけたこいつが思いのほか良い塩梅だったため、つい衝動的に買ってしまったのである。
重量は軽いが非常に嵩張るこの椅子。使い勝手は非常に良く、結果として買って正解だった。


f0222003_16311977.jpg
初日の夕食はオニギリとツナ缶のチャーハンにやきとりの缶詰、春雨スープである。
まずは一番腐りそうなコンビニオニギリと、重量のある缶詰から消費するということでこの献立になった。
腐るものから消費するのは長期縦走の鉄則だが、後から考えれば重量のかさむレトルトも積極的に早い段階から消費してしまった方が利口だと思った。




こうして、待ちに待った長期縦走の記念すべき1日目は滞りなく終了した。
天候も予定の範囲内だったし、荷物の重量もなんとか耐えうるだけの量に収まっていたようだ。
唯一誤算だったのが、僕に全く膝痛の兆候が現れなかった事だが…。
これに関しては嬉しい誤算なので、初日においてはこれといったマイナス要素は特になかったといえる。

出発前の天気予報の通りならば、このまま天候は回復に向かい、僕らが鷲羽に到達する頃には展望も期待できるはず。
僕らはまだ見ぬ雲ノ平、鷲羽、黒部五郎に思いを馳せ、美しい景色が待っていると信じて止まなかった。


だが現実はそう甘くない事を、僕らはその身をもって知る事になる。


縦走は残り4日、果たしてどのような試練が待ち受けているのだろうか??




北アルプス縦走4泊5日 2日目へ続く










そんなわけで、1日目は滞りなく終わったはず…だったのだが、実は僕は本来楽しいはずのこの1日目の登りで

非常に胸糞悪い思いをする事になった。

本来こういった愚痴っぽい事をブログに書くのは好きではないのだけど、問題提起の意味も込めて書き留めておきたいと思う。
あまり気持ちの良い内容ではないかもしれないので、こういうのが嫌いな方はスルーを推奨する。



事の発端は折立から三角点に至るまでの登りの登山道。
今回は僕も嫁も荷物が多い関係上あまり良いペースではなく、中でも特に嫁のペース低下は著しかった。
20kg超の荷物を背負っているのだか無理もない。随所で後続の人たちに道を譲りながら僕らは僕らのペースでゆっくり登っていた。

登り始めからしばらくは登山道もそれなりに空いており、スムーズに道を譲る事もできたのだが、三角点に至る頃になると前後に登山者が増え、後続に道を譲るのも容易ではなくなってきていた。
そんな中、三角点直下のあたりでとうとう渋滞が発生し、前の集団のペースに合わせて歩く事を余儀なくされるようになった。
それ自体は全く問題はなかった。
僕は基本的に山だろうが街だろうが渋滞は嫌で嫌で仕方がないが、進めないものは仕方がないし、そもそも今回は僕らのペース自体それほど早いわけではなかったので、全く気にもならなかったのだ。

だがこの時、不意に嫁の方に目をやると、すぐ後ろを歩いている女(敢えてこう明記する)がむやみやたらと嫁との距離が近いことに気付いた。
どのくらい近いかというと、嫁が足を止めれば間違いなくザックに頭をぶつけるくらい近いのである。
最初は山の事をよくわかっていない初心者だろうか?とも思ったのだが、ちらっと装備を見るにヘルメットがぶら下がっていた。
少なくとも一度や二度しか山を登った事がない素人の持つ道具ではない。


『まさか煽ってんのか?コイツ?』


その考えに至るまでにさして時間を必要としなかった。
そもそも山で先行者を煽るという行為自体理解に苦しむが、他にここまでむやみに距離を縮める理由が思いつかない。
譲ろうにも前には団体、それにもうしばらく行けば三角点のベンチに到着する。
あえてここで無理に譲らずともゆっくり休憩を挟めば自然と先に行くだろう。
そもそも譲る譲らないの以前に文句のひとつも言ってやろうと思ったのだが、もしかしたら悪気があるわけではなくただ距離を詰めてしまうクセがあるだけなのかもしれないし、縦走初日からゴタゴタは勘弁だったのでそのまま三角点まで行く事にした。


その後三角点でゆっくり休憩をとってから出発したのだが…
しばらくして嫁の方を振り向くと、件の女がまた再び嫁のザックに張り付いているではないか。

「人を煽るほど急いでんなら、休憩なんかせずにさっさと先に行けよ…」

内心そう思いつつ、周りの状況を確認するも、先に行かせようにも前は再び団体さんの渋滞、後ろは長蛇の列。ここで譲れば僕らは必然的に列の最後尾まで下がることになる。
今思えばこの時さっさと先に行かせればよかったのだろうが、別に僕らがペースを乱しているわけでもないのに列の最後尾にまで下がるのは癪だった。
なので僕らはそのまま集団のペースに身を任せて歩く事に決めた。

しばらくして、やや道幅が広い場所に差し掛かったとき、その女とその連れと思われる集団は僕らの脇を無理やり抜いていった。
それだけでは飽き足らず、前を歩いていた10人近い集団の脇をお構い無しに突き進んでいったのである。
しかも後から嫁から聞いた話だが、僕らを抜いていく直前わざわざ嫁に聞こえるように


『譲らないねぇ…』


と、悪態をついていったと言うのである!
それを聞いた時、僕は心底あきれ果ててしまった。




自分のペースで歩きたいのはわかる。人が多くてそれもままならず、イライラする気持ちも非常に良くわかる。
だが今回のケースで言わせてもらえるなら、そんなに先を急ぎたいなら三角点のベンチでのんびり休憩などしていないで、さっさと先に行けばよかったのだ。少なくとも僕ならばそうする。
そうすれば誰にも迷惑はかからないし嫌な思いをする事もない。自分がちょっと無理をするだけで自分のペースで歩く事ができる。
そもそもマイペースに歩くと言うのは自分のエゴなのだから、集団の中でエゴを貫くなら相応に自分に負担がかかるのは当然の事だ。

だが休憩はとりたい、でも自分のペースで歩きたいから、歩くのが遅い連中は抜いていく??


一体どれだけ自分勝手なんだ??


山に対して、自然に対して、そして一緒に登るほかの登山者に対して敬意を払いなさい。僕は山岳部時代にそう教わった。
時には教えを守れない事もある、けれどできる限りそうあろうと思う気持ちを忘れた事はない。
しかし、先日の薬師岳のブログで触れた、道ではない場所を歩く登山者も然り、そして今回の身勝手な登山者も然り。
自然に対し、他人に対し敬意を払う気持ちがあまりに薄いのではないかと僕は思う。
これは何も山に限った事ではない、日常生活の中で、あるいは集団生活の中で人や物に接する時、常に心のどこかに置いておかねばならない大事な理念ではなかろうか?

近年 『山』 というものが非常に身近になり、以前よりも気軽にそして多くの人が山へ登る事ができるようになった。
たくさんの人が山に触れる機会を得ることが出来る点において、それは良い事なのかもしれない。
しかしそれに伴い、山に対する畏敬の念というのは年々薄れる傾向にあるのも事実だと思う。


そんな今だからこそ、今一度考え直したい。
楽しければそれでいいのか?自分が良ければそれでいいのか??
皆で楽しむために一定のルールやマナーを守るのは、山に限らず、スポーツだって集団生活だって同じ事だと思う。
山を敬い、人を敬う。自分が楽しむその裏で、ちょっとだけ周りに気を配る。
そんなちっぽけな事だけど、山を登る上で、生きていく上でとても大事な事だと僕は思う。




非常に長くなってしまったけど、こんなことを一日中悶々と考えながら登っていた次第である。
案外、余計な事を考えながら登っていたので膝痛が出なかったのかもしれないww


↓ 賛同してもらえるかどうかはわからないけど、僕は僕の信念に忠実にありたいと思う(-´▽`-)

人気ブログランキングへ にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

by misawa_re7 | 2010-09-04 18:19 | 山行記録 2010


<< 【山行記録】 北アルプス縦走4... 【山行記録】 夏風邪と膝痛を... >>