【その他】 最低最悪な撤退劇 級友と共に蓼科山
今を遡る事、およそ2ヶ月前。小学校からの友である 『タイ氏』 と共に鬼ヶ岳に登った山行記録を覚えておられるだろうか?
下の写真がそうであるが、この時は天候に恵まれないばかりか、予定外の寒風に晒され散々な思いをしたわけだが…。
そんな彼と今日、再び山に登る約束をしていた。

しかしまさかあんな結末になろうとは…。
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正直なところ今日の山行、自分から誘っておいて何だが、僕は朝から非常に気が乗らなかった。
僕が昨年の8月に登山を再開して以来、これほどまでに気が乗らない山行は、かつて単独で登った奥茶臼山以来の事だ。
しかし、奥茶臼の時は朝の段階では登る気満々だったから、朝からこんなにも気力が沸いて来ない山行は初と言えた。

原因はいくつか考えられた。

ひとつは今日、僕は夜勤明けで一睡もしていなかったという点だ。
まぁ夜勤明けに山に登ったことは過去に何度もあり、それが直接の原因とは考えづらいのだが、要因としては考えられる。


ふたつめは、今日登る山がつい先日登ったばかりの蓼科山だという点だ。
まだブログで山行記録はアップしていないが、5月9日に僕は嫁と蓼科山に登っている。
何故そんな登ったばかりの山に再び?という疑問は至極当然だろう。
実は9日に登った時、僕らは財布を車に忘れてしまい、いつも欠かさず買っている山バッジを買う事ができなかったのだ。
故に、今回の山行は買い損ねたバッジを買うという重大な目的を秘めた山行でもあった。
しかし、いかに目的があれど登ったばかりの山に再び登るというのは、いささか気乗りしないのも事実だった。


みっつめは今回の山行は嫁が不参加という点だ。
今回嫁は仕事で一緒に登ることができないため、参加メンバーは僕とタイ氏の二人だった。
しかし過去の奥茶臼単独の時もそうだったが、基本的に僕は嫁と一緒に登るスタイルが定着しているため、それと異なるスタイルで登るのはどうもしっくり来ない。
メンバーが増える分には構わないのだが、減るのはどうも違和感を感じざるを得ない。


よっつめは天候が思わしくなかったという点だ。
夜勤を終えて早朝帰宅する際に見たどんよりとした暗い空が、僕のモチベーションを一気に下げたのは言うまでもない。
昨日までの天気予報では、土曜日は晴れのち曇りとの予報だったはずなのだが…朝の空を見る限り、とても晴れに転じるとは思えなかった。
素晴らしい景色を見るばかりが山ではないということはわかっているつもりだ。
しかし、ほぼ間違いなく展望が期待できないであろう山に登るとき、高いモチベーションを維持できるか?と聞かれれば、答えは 『No』 だ。



以上の要素が複合的に絡まり、僕のモチベーションは史上最低であった('A`)



しかし自分から誘った手前、気分が乗らないなどというふざけた理由で中止するのはあまりに身勝手極まりない。
なので、僕は 『山バッジを買いに行く』 という大義名分で自らを奮い立たせ、山行を決行することにしたのだった。

しかし面白いもので、実際ザックを背負い、靴紐を絞ると自然とモチベーションは上がるのだ。
山屋の習性かもしれない。他のスポーツ選手がユニフォームに袖を通すのと感覚が似ているのかもしれない。
今回は山バッジ購入と、トレーニングの為と割り切り、気分を入れ替えて蓼科山へ登り始めた。

ちなみに今回は写真が一枚もない。そもそもカメラを持参していない。
天候があまりよくなかったということもあるが、全く写真を撮る気がないあたり、僕のモチベーションの低さを察していただきたい…w




さて、登り始めて30分が過ぎた頃…。
そろそろ休憩をとろうかと考えていた時、僕はふとそれに気付いてしまったのだ。



















財布忘れてもた('A`)



重ね重ねバカである。
今回は山バッジを買うんだと割り切っておいて、肝心の買う金を忘れてしまったら一体何をしに行くのだ…
運の悪い事に、タイ氏も財布を持ってきておらず、所持金は100円程度。
バッジは1個500円からだから、とてもじゃないがお話にならない。
歩行開始30分にして、僕を支えていた大黒柱の一本が脆くも崩れ去ってしまった。


しかもそれに追い討ちをかけるように、タイ氏の携帯にお袋さんからメールが入っていた。


『美容院の予約、今日のお昼じゃないの?』


僕もバカだが、タイ氏も相当にバカである。
彼は今日美容院の予約をしておきながら、日曜日に予約したと勝手に勘違いしていたのだ。



さて、ここまで歩いた距離はたったの30分。
車まで財布を取りに戻り、再びここにたどり着くなど造作もない事だ。1時間もかかるまい。
美容院の予約とて、電話一本でキャンセルできる、実に簡単な事だ。

















だが、もう帰るヽ(´Д`)ノ


朝から気乗りしない事この上ない状況にあって、今更これ以上のモチベーションを保つ事など到底不可能であった。
こうして、史上最低のテンションで始まった山行は、史上最悪の撤退という形で幕を閉じた。
この後僕らは、駐車場の車の横でチキンラーメンとチャーハンを食って帰路に着いたのであった…。




と、いうわけで今回の山行は、史上類を見ない最低の結末を迎えてしまった…

どういうわけか、兎にも角にも全くモチベーションの上がらない一日だった。
まぁ山に登っていれば、明確な理由はなくともなぜか気乗りしない日が一日くらいはあるだろう。
そんな日は無理に登っても楽しくないばかりか、注意力も散漫になり怪我の危険だってある。
気が乗らないのは仕方がない。今回は潔く撤退して正解だったのだろう。

そんなわけで、山登りを始めて以来、最低の1日だったわけだが…皮肉にも


ブログのネタとしては極上であったσ(´∀`;)


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by misawa_re7 | 2010-05-29 15:13 | その他


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